【ズボラ奏法】初心者でもズボラ奏法で楽にきちんと弾いて音楽デビュー!(コピー曲でもオリジナル曲でも使えるキーボードの奏法)
こんにちは、緋原永人です。
「音楽に興味があって楽器を弾きたいけど、なかなかハードルが高そうで手が付けられないなぁ。」
と思ったことありませんか?
実は、ボクも楽器をはじめる直前はそうでした。
ギターでいうなら”Fコードの壁”の存在を知って億劫になっていたのですが、簡単コードの存在を知ってからすんなりキーボードをはじめることができました。
ここでは、小学校から皆さんもよく目にするピアノなどの鍵盤楽器の中でも、比較的扱いやすいキーボードを使って、”弾いてみた”や”バンド”できちんと弾けるズボラ奏法を紹介していきます。
リズムをしっかり身につけよう
音楽で大事なのはリズムだと信じてやまない緋原永人が紹介するのは、まずはリズムです!
メトロノームのクリックに合わせて手を叩いてみましょう。
1.2.3.4.のクリック音に合わせてタン・タン・タン・タンと4回手を叩きます、それがうまくいったら、1.2.3.4.のクリック音の内の1と3だけタン・ウン・タン・ウンと叩きます。
ただし、2と4の間は手を合わせて離さないようにしてください。
1と3で手を叩いた後にすぐに離さないのがコツです。
1.2.3.4のクリック音で4回手をたたくリズムをパターンA、1と3だけ2回たたくリズムをパターンBとします。
この2つができるようになったらいよいよキーボードを触ります。
簡単コードを身につけよう
コードはCメジャー、Cマイナーなど、基本的なコードはたくさんありますが、ここではメジャーやマイナーなどの細かい部分を省きます。
身につけるのはざっくり、C.D.E.F.G.A.Bの7種類の簡単コードです!
この7種類のコードで補うことが可能です。
鍵盤を押すときの基本の手の形はすべて一緒なので簡単に覚えることができると思います。
Cならドとソ
Dならレとラ
Eならミとシ
Fならファとド
Gならソとレ
Aならラとミ
Bならシとファ#(ファの上の黒鍵盤)
を親指と小指で同時に押すだけです。
そうです、B以外すべて白鍵盤の間を3つ開けるだけです。
C(ド)のコードからB(シ)のコードまで順番に押して、慣れてきたらランダムにコードを弾いてみましょう。
コードが身についてきたら、メトロノームに合わせて手を叩いてやった時のように、AパターンとBパターンのリズムで自由にコードを弾いてみてください。
それだけでも曲の伴奏になっていると思います。
音楽的に弾けるようになったら、いよいよ曲を弾いてみましょう。
実際に簡単な曲を弾いてみよう
リズムとコードが身についてきたら仕上げです。
実際に曲を弾いてみましょう。
最初のうちは、入門書(教本)の中の譜面(楽譜)を使うといいでしょう。
譜面でCmやCsus4などのコードが出てくると思いますが、その中のアルファベットの部分のC.D.E.F.G.A.Bを簡単コードで弾くだけなので、いろんな楽曲の譜面に応用可能です。
ただし、G#やD♭augなどの#と♭が入ったコードには使えないので、そこは弾かずに飛ばしてください。
入門書の譜面と照らし合わせることで、どんなリズムで弾いて良いのかもわかるようになると思います。
わからなければ、最初にやったパターンAとパターンBのリズムで弾いてみてください。
慣れてきたら、自分の好きなユニットやバンドの譜面を見ながらやると、ユニットやバンドメンバーの一員になれたような感覚になり楽しくなると思います。
そこまでできるようになれば、あとは曲に合わせて弾くだけです。
参考:パッヘルベルのカノン.remixをズボラ奏法で弾いてみた!
番外編:サビの部分だけ歌メロに合わせて弾いてみよう
この方法は楽器初心者のメンバーにキーボードとして一緒にバンドで演奏するために教えた方法でもあります。
ライブまでの時間がなかったため、リズムをかろうじてクリアしたもののコードまで身に着ける時間がなかった為、サビのメロディーだけ弾いてもらったことがありました。
サビだけメロディーを演奏する方法は、バンドだけでしか使えなかった方法かもしれませんが、ライブ2回目からはコードも間に合い、厚みのある演奏になったことで、一人で”弾いてみた”をやっても大丈夫なレベルになっていました。
AメロBメロはリズムとコードで、サビだけは歌やギターのメロディーに合わせて弾くとメロディーに感情移入しやすくなり、より楽しく弾けるようになると思います。
余裕があれば是非チャレンジしてみてください!
まとめ:リズムをしっかり身につけておけば、簡単なコードでもきちんと弾ける!
ズボラ奏法のリズムを2種類と簡単コードを7種類を身につければだいたいの曲をキーボードで弾けるようになると思います。
このズボラ奏法で音楽の面白さを知って、いろんなリズムやコードを身につけていけば、コピーで曲を弾いたりオリジナルの曲を作って弾くことも夢じゃありません。
ボクは今、キーボードの仲間であるKeytarという楽器を使っていろんな曲を弾きまくったり、曲を作ったりしています。
ボクも楽器(キーボード)をはじめた頃は、まったく何をやっていいかわかりませんでした。
それでも、自分で調べたり工夫していった結果、曲を弾けるようになったり作れるようになったんだと思います。
興味がわいたら最初の一歩、あなたも簡単なズボラ奏法から始めてみませんか?