hiharaさんの楽屋裏

楽曲の紹介や音楽をやりながらいろんなものに触れて感じたことなどを書き残しています。

人生ドロップアウト

こんにちは、緋原永人です。

人生ドロップアウトと聞いて

マイナスのイメージを持つ人はいると思いますが、

それはあなたが学校や会社で優等生だからだと思います。

ボクは学生の頃からひそかにドロップアウトを画策していました。

ドロップアウトするための方法はいくつかあります。

「キツければドロップアウトすればいい。」

そのように思えるようになったのは、高校時代。

確信したのは、大学時代です。

なぜ、そのように思えるようになったのか?

ドロップアウトするための方法は?

人生ドロップアウトを思い立つ

高校時代。

ボクは、とあるスポーツ特待生として入学して

半年後にケガと病気で部活を辞め、

今となっては大袈裟ですが、

閉鎖的な環境だったこともあり

「人生終わったかな。」

と思っていました。

しかし、2年生になる頃には音楽という

心のよりどころを見つけたこともあり、

「なぁ~んだ、人生終わったかと思っていたけどそう思い込まされてただけだな。」

と感じるようになりました。

なぜ、そう感じるようになったかというと、

部活を辞めてから高校にいる意味もなかったので、

担任の先生に相談したとき、

「いる意味がないので通信制の高校へ転校します」

と言ったら、

「辞めるな!成績は良いんだから残れ!」

と怒られ、僕自身

「先生、何言ってんの?」

と心の中つぶやきつつ、

成績が良かった実感がなかったので

理解できませんでした。

(今となっては、先生の業務評価に関わるという理由だと思いますが、

それは置いといて。)

しかし、それと同時に

「あの成績で残れっていうのかぁ~」

「ちょろいなぁ。」

と学校をナメ始めるきっかけになりました。

それから

”少しできれば楽できるちょろい環境がある”

ことに気が付き始めたのです。

人生ドロップアウトを確信する

高校時代に

”少しできれば楽できるちょろい環境がある”

ことを知ってしまったため、

受験はセンター試験の結果で合否が決まる大学の中で

いわゆるFランだけを受けて、

卒業ライブに集中していました。

準備にはあまり参加できなかったため、

卒業ライブはバンドメンバーの尽力で

成功したようなものでした。

そして、大学時代。

ボクは奨学金とアルバイトで生活費を稼ぎながら

一人暮らしをしていました。

もちろん、講義も卒業単位は取れるように計画しつつ、

バンドでのライブやスクールへ通ったりしていました。

そのなかで、

”ストレスフリーでやりたいことをやれるような環境をつくる方法”

を知ることができたこと。

そして、講義の中でみんなメディアを通したものを見すぎたために

思い込んでいることがたくさんあることに気づき、

人生ドロップアウトしたほうが

生きやすいことを確信しました。

そして、大学を卒業してから

実際に利用している人たちに遭遇することになったのです。

人生ドロップアウトのメリット・デメリット

大学を卒業後、

「就活はしなくてもいいかぁ。」

と世間から見ると人生ドロップアウト道を突き進んで、

自分のやりたいことをやろうと

都内でバンド活動しながらアルバイト生活をしていました。

その中で、セーフティーネットで生きる人やいわゆる子供部屋おじさんと言われている人たちと遭遇することになり、

大学時代の講義の中で知った情報と

現実を比べることができました。

メリットとしては、

最低限の法を守れば自由に生きられるということ、

自分に合う生き方を考える時間ができることに尽きると思います。

デメリットとしては、

世間体や家族の目を気にしたり、

人よりお金を使ったり人より食費がかかったりする人は

向いてないと思います。

そのくらい、ボクは他人から見たら

ジリ貧の生活を送っていたのですが、

おそらく新卒で会社に入っていった人たちより、

精神的にはかなり楽に自由を謳歌していました。

世間体やらいろいろ気にしていたら

できないような生活をしていましたが、

”多少リスクがあったとしても大丈夫”

という自信があったからこそ

余裕に生きていけたのです。

具体的な方法

具体的な方法としては、

”自分が本当にやりたいことは何なのか”

見つめなおす時間を作って下さい。

「親や周りから言われていることや

自分がいままでやってきたことが自分にとって本当によいのか?」

「この先それを続けていける自信があるのか?」

この二つのことを考えてみてください。

答えらしい答えがでたらあとは、

楽に生きていくための”保険”を探してください。

この場合の”保険”とは、

セーフティーネットや自分が今持っている能力で

手に入れられそうな社会的ステータス”

のことです。

ボクの場合は、

「この資格なら少し頑張れば取れそうだし、

楽に生活できそう」

「ダメなら生活保護でもいいや」

といった感じで少し不謹慎な部分もありますが、

世間体や良心はガン無視して探していました。

この例は極端なパターンですが、

そのくらいの覚悟で探さないと

また自分にとってキツイ環境にいたまま

過ごすことになってしまいます。

限界を感じた時が分岐点

当たり前のことですが、

限界を感じているのにそのまま続けていると、

心も体も壊れてしまい

幸せとはほど遠い生活を強いられる可能性が高いです。

実際、ボクも高校時代に体を壊すまで、

家族や周りのプレッシャーに打ち勝とうと無理をした結果、

3年近くリハビリ生活を強いられることになりました。

今は、だいぶ楽な生活のおかげか

冬場に少し患部がしびれる程度にまで回復しました。

そうなる前に、ドロップアウトしても

大丈夫な社会制度になっているので、

限界を感じたらすぐに身の振り方を変えちゃいましょう。

人生ドロップアウトしてからがホントの始まりなんです。

まとめ:世間で言われていることは時代遅れの嘘だらけ

青春時代を過ごした時代も関係あるかもしれませんが、

テレビで言われていることや

学校や親にこういうものを目指しなさいと言われていることは、

半分嘘だと思っても困らないです。

自分で調べて行動していれば、

何かに失敗したとしても

あなたにとって楽に生きられる方法がたくさんあります。

ボクは高校時代に

人生ドロップアウトすれば楽になるきっかけをつかみ、

いわゆるFラン大学を卒業してから

新卒で就職せずにやりたいことのために

アルバイトをしながら生活して、

今は楽な仕事ができる会社に中途採用で入り、

好きなことに集中できる環境で生活できています。

結局、人生ドロップアウトしたつもりが、

思ったよりドロップアウトしていない環境に

身を置くことになったのです。

これは、世間体や人生設計のテンプレを無視し、

自分に合うものを前提とした人生設計や

生活スタイルを考える時間があったからだと思います。

もし、あなたが息苦しい人生を送っているのであれば、

選択肢の一つとして少しでもあなたの役に立てれば幸いです。

P.S.

父親と絶縁&実家に帰らなくなって10周年を迎えました!

家族間での問題が発生しても無視できる環境は最高です!