何かやらなきゃいけない気がするけど、何をすればいいんだろう?
久しぶりにアニメ・けいおん!を見ていた時に、このセリフを聞いて
「何もなくなって途方に暮れていた、こういう時期もあったなぁ。」
と、過去の高校時代の自分を思い出していました。
”何かやらなきゃいけない気がするけど、何をすればいいんだろう?”
は、漫画・アニメのけいおん!で主人公の唯ちゃんが言ったセリフです。
ボクもスポーツ推薦で高校へ進学できたもののケガで挫折して、勉強をやる以外何もない状態で
「何かやれそうな気がするけど、何があるかなぁ?」
というような似たような気持ちでいたことを覚えています。
今回は、そんな気持ちで
”何かやりたいと思っているあなたへ向けて”
語っていこうと思います。
気になったモノに手を出してみる。
何もなくなり途方に暮れていた高校時代の前半、山に囲まれた田舎で過ごしていて最初に気になったのは、ラジオから聞こえてきた音楽でした。
”どういう楽器をつかってるんだろう?”
そんな疑問から興味を持ち、いとこから楽器を譲ってもらって始めたのがアコースティックギターでした。
ある程度弾けるようになったら弾き語りをするようになり、それからバンドへ興味が移って、貯めたお年玉でエレキギターに手を出してバンドを組んだりしました。
そんな感じで、気になったり興味が出たりしたモノに可能な限り手を出してみて、また興味がでたら掘り下げたり次に行ったりというのを繰り返していきました。
そして、今は楽曲を作ったりkeytarという楽器に手を出している状態です。
過去に興味があったモノを思い出してみる。
途方に暮れていた高校時代と最後に組んだバンドを脱退(半分クビ)になった時にやった方法が
”幼いころに興味があったモノを思い出してみる”
方法です。
高校時代はラジオから聞こえてきた音楽が気になってギターを始めましたが、もう一つ、幼いころにCDをゲーム機(セガサターン)やCDコンポにつっこんで音楽を聞いていたことを思い出していました。
”たぶん音楽が自分に向いているかもしれない”
と思い、エレキギターを買った頃には、CDコンポに突っ込んでいたシャ乱Qのような感じの音楽をめざして練習していました。
バンドを脱退(半分クビ)になった頃は、約10年間やっていたドラムも自分のコミュ障へのいらだちも相まって、バンドをまた組んで続けることに限界を感じていました。
このときも、幼少期まで記憶をさかのぼり
”幼いころに興味があったモノ”
を思い出していました。
「音楽は続けたいし、楽器もやりたい、自分からやりたいと思った楽器があった気がするなぁ。」
と、過去を振り返っていたら幼少期に挫折したキーボードが頭に浮かび、最終的に落ち着いたのがKeytarでした。
”過去に自分からやりたかったモノや一度挫折したけどやってみようと思ったモノ”
が良いのかもしれません。
そこがきっかけになって、自分にとってやりたいモノに気づくこともあると思います。
大人になっても続きそうなモノを探す。
やりたいモノを見つけるなら、大人になってからも続けられたほうがうれしいですよね?
学生時代にやってきたことを社会人になってからもできるとは限りません。
人が必要で足りなかったり、場所がなかったりなど、ちょっとしたハードルが出てきてしまいます。
スポーツになると身体をいままで動かせたのに、年をとるにつれて身体が動かなくなる絶望に苦しめられるかもしれません。
個人スポーツだったらともかく、チームスポーツだとなおさらかもしれません。
そういった意味でも長く続けられるモノとして、音楽はうってつけです。
特に軽音楽、つまりバンドで使うような楽器なら人数を集めてやったり、一人で演奏を極めたりなど、年をとってもあまり関係ないので社会人になっても十分長続きするモノだと思います。
昔に比べて一人でも演奏できるソフトやツールがあるので、人数が足りなくてできないということもありませんし、場所はヘッドホンを通して音が聞ける機材があれば、家の中だけで十分楽しめます。
これは、あくまでも選択肢のひとつなので、自分で大人になってもできそうなモノを探し出してみてはどうでしょうか?
予算を決めて、できそうなモノを探す。
”何かやりたい”
と思ったときに一番気になる部分は、おそらく予算でしょう。
ボクは音楽を始めようとしたとき、親には賛成されるどころかむしろ反対でした。
それもあって、ギターを買うお金もお年玉でなんとか集め、はじめたのが最初でした。
島村楽器で少しまけてもらって買った、2万円代のGioIbanezのギター初心者セットを手に入れて、家でバレないように練習をしていたのを今でも覚えています。
その後、バンドの事情でボクはドラムへ転向するのですが、ドラムセットは高校の部室に備品としてあったため、ラルクアンシエルのYukihiroモデルのドラムスティック(当時1680円)を片手に部室に通うようになりました。
家での練習は、雑誌をガムテープでぐるぐる巻きにして上からタオルを乗せて消音性を上げて、親がいないのを見計らって練習していました。
ちょっと話が長くなってしまいましたが、予算をある程度決めてできそうなモノに手を出して、自分に合わなかったり、自分の環境じゃ無理そうだなぁと思ったらすぐに変えられるようにするといいと思います。
ボクも結局、ギターをやるつもりがドラムをやることになって10年くらい続いて、今はKeytarをやっていますが、長続きした要因として
”お年玉を貯めて始められるほどの低予算で、軽音楽へ足を踏み入れたことが大きい”
と思っています。
これは経験に基づいた例なので、
”自分はどのくらい予算が使えて何ができそうなのか”
じっくり考えてやってみるといいでしょう。
その先で自分のやりたいことがみつかるかもしれませんし、計画的に続けることが可能になるかもしれません。
まとめ:少し興味があったら、一歩踏み出していろんなモノに触れてみよう!
少しでも気になったモノがあれば、できるかぎり手を出すことをオススメします。
やりたいと思ったその瞬間に手を出してみることが、意外と自分のやりたいことや、今後の趣味につながります。
それでダメでも、体験してみて
”やっぱり違った”
と自覚することは大事です。
過去に興味があったけど手を出していないなぁと思ったモノでもOKです。
意外とハマって気が付いたら5年、10年続いているということもありえます。
できれば、大人になっても続きそうなモノであると良いでしょう。
今は学生時代の気分転換としてやっていたモノが、社会人になってからも気分転換にできたら日常生活での幸福度は最低でも維持できると思います。
できれば、定年後もやれるといっそう人生が豊かになるでしょう。
予算を決めておいてその金額分楽しめるようなモノだと、計画的にやれば浪費したりすることはないため長続きすると思います。
コスパがよいほど満足感のある趣味にできるかもしれませんね。
これが何かやりたいあなたへのヒントになれば幸いです。