hiharaさんの楽屋裏

楽曲の紹介や音楽をやりながらいろんなものに触れて感じたことなどを書き残しています。

過去の恋愛遍歴、ボクはこういう基準で付き合っていた。

恋愛遍歴を語ろうと思った理由は、いままでの整理の為でもありますが、最近もうちょっと恋愛に対してアンテナを張らないとマズいかもしれないと思ったからです。

あなたも付き合ったことがなかったり、付き合ったことがあっても別れて間が空いてしまっていると、

”そろそろマズいなぁ、相手探さないとなぁ”

と思うことでしょう。

今回は、その状況を打破するヒントになるかもしれない?ボクの過去の恋愛遍歴について語っていこうと思います。

衝撃の小学4年生!

最初に付き合い始めたのは小学4年生の頃でした。

ボクは恋愛に関しては疎く、ただのやんちゃな小学生だったと思います。

ある日、

「付き合ってくれない?」

と、クラスの女子が言ってきたので、

「よくわかんないけど、いいよ。」

と言いました。

ボクはこの時”付き合って”の意味を”放課後一緒に遊ぼう”と勘違いして、”どんな遊びをするのだろう?”とワクワクしていました。

しかし、放課後だけではなく昼休みも一緒にいたりお話したりで、遊びらしい遊びをしていなかったので徐々に違和感を覚えていき、小学5年生に上がる前に”付き合う”の本当の意味を知りました。

ボクは子供ながら、

”将来の結婚相手として考えなければいけなくなるのはヤダ”

”たまにからかわれるし、離れよう”

と思い、少年野球が忙しい時期も重なっていたので、それを言い訳に別れることをその子に伝えました。

伝えた時、その子を泣かせてしまったことを今でも覚えています。

今思えば、

”小学生で彼氏彼女の恋愛関係を求めるのはちょっとマせてるなぁ。”

と思っていましたが、今は小学生は当たり前のように付き合ったりしているという噂を耳にしているので、”遊び”だと思っていたボクは

”なんだが悪いことしたなぁ”

と今でも思っています。

中学で理想が固まる。

中学になると、女子たちが色めきだして彼氏を作ろうと品定めしているように見えました。

中学1年生のボクは野球漬けだったため、当時そんなことには興味は持てませんでしたが、中1の春に話したこともない同級生の女子から告白されて面食らいました。

ボクは丁重にお断りしたものの、中1だけでその他4人から告白されて女子たちがまるで愛に飢えたハイエナのように見えて少し恐怖を覚えました。

”恐怖から逃れるためにも付き合ったほうがいいかもなぁ。

付き合うなら内面が優しそうな人にしておこう。”

と、理想を描きつつ過ごしていると、理想通りの女の子が告白してきたので付き合うことにしました。

しかし、その子はボクが知らないところでいじめを受けていたらしく、

ボクはいじめが始まった時期がちょうどボクと付き合い始めた時期と同じだったことを知ったので、部活が忙しくなっていたのでかまうこともあまりできなくなっていたこともあり、彼女をいじめから守るためにも中2の夏の修学旅行が終わった後に別れることにしました。

ボクが中3に上がる頃にその元カノは不登校になっていたので、あの時の判断が正しかったのかどうかボクにはわからないままでいました。

茶番の告白大作戦!

中学2年生の2学期が始まった頃、体育祭と文化祭の準備と部活で忙しい中、

「緋原くんは”気になる”女子いないの?」

と、クラスのカースト上位の押しが強すぎて敵に回すと厄介な女子がいきなり聞いてきました。

ボケーっとしていた為か話が全く見えていなかったので、

「う~ん、”気になる”としたら〇〇さんかなぁ。」

と、適当に答えてしまいました。

カースト上位の女子達は恋バナをしていたらしく、ボクは全く聞いていなかったので、いろんな役職をこなして忙しそうだった〇〇さんを少し心配な”気になる”女子として返答してしまいました。

それがすべての始まりでした。

そのカースト上位の厄介な女子は、いきなり恋のキューピットムーブを全力でやりはじめ、なるべくその気になった〇〇さんとなるべく近づくように、体育祭のリレーでボクがバトンを渡す相手を〇〇さんにするように仕向けたり、文化祭でなるべく同じ作業をするように仕向けたり迷惑極まりない工作を仕掛けられました。

最後には

「もう告白したほうがいいよ、場を作るから!」

と言い出し始める始末、止めようとしても止まらないような人だったので、逆に早めに終わらせる為のヤラせの告白だと割り切って、〇〇さんには悪いと思いながら適当な言葉を並べて告白しました。

もちろん、

「あまりまだ良く知らないから付き合えない」

と、〇〇さんに言われて、

”そりゃあ、そうだよねぇ。忙しそうで気になっただけで好きだということではないし。”

”〇〇さんも迷惑そうだったし、計画通りやっとここで終わりにできる”

と内心思いながら、振られたあとにうまくまとめて茶番劇は終了になりました。

”とりあえず、平穏な日常に戻れるなぁ”

と、安心するのも束の間、茶番劇はまだ終わりではなかったのです。

自己防衛の仮面カップ

茶番の告白大作戦が終わってから数週間後。

「告白してる姿を見て好きになったって。」

と、クラスのカースト上位の押しが強すぎて敵に回すと厄介な女子が言ってきたその数日後に、その好きになったという女子からメールで告白されました。

ボクは、流石に巻き込んで犠牲者を増やすわけにもいかないので断るつもりでしたが、そのカースト上位の女子と親友で、断ると更に厄介になると感じたのと、

”付き合うなら内面が優しそうな人にしておこう。”

という理想とかろうじて一致していたので、付き合うことにしました。

告白してきた彼女は愛嬌があり優しい子だったので、ボクは自己防衛の為に付き合ったことに申し訳ない気持ちでいました。

しかし、クリスマスを過ぎたあとに彼女もまた、カースト上位の女子と親友で居続ける為の自己防衛としてボクと付き合っているということを知ったので、仮面カップルを解消しても問題無くなったあたりでワザと会話で幻滅するような下ネタをブッこみ、無事振られました。

全ての肩の荷が降りたのは中学3年生の春でした。

人助けがきっかけで。

高校に上がって、恋愛は学校やクラス内政治が大きく関わってくる面倒くさいものという認識でなるべく避けて過ごしていました。

ボクが進学した高校は女子の比率が極めて高かったので、入学してすぐに連絡先を聞いてくる女子が多くそれはクラス外まで及びました。

ボクは断りたくても断れない謎の女子勢力の圧を感じたため、連絡先を交換せざるを得ませんでした。

学年が上がるたびにそれはあまり変わりませんでした。

高校3年生になって軽音部復活のためにドラムに転向してから絶好調だった秋ごろ、バンドの大会である程度の結果を残したのが広まったのか、特に音楽系の部活の女子と連絡先を交換したり話をすることが多くなりました。

前から音楽系の部活をやっていて音楽の話ができる知り合いが前から欲しかったのですが、音楽系の部活はどの部も結果を残しているストイックな部ばかりだった為、軽音部を復活させたばかりの頃のボクはあまり声をかけられる立場ではありませんでした。

結果を残したことで少しは軽音部として認めてくれたことが、音楽系の部活をやっている人と関われる大きなきっかけになったと思います。

文化祭を控えた中で、連絡先を交換した他のクラスの女子から

「別れた元カレから付きまといに合っているの、相談したい。」

と、メールが来ました。

その子は、他校に彼氏が居たものの別れてから付きまといに合うようになり登下校が怖くなったそうで、その子が音楽系の部活に入っていたこともあり、音楽の話をしたりしながら対策を伝えていました。

文化祭を間近に控えたある日、

「もしできれば彼氏のフリをしてもらえないかな?元カレが彼氏いないならあきらめられないって言ってくるから。お願いできない?」

と、メールが届きました。

文化祭も近かったこともあり、心配だったボクは彼氏のフリをすることにしました。

それから、文化祭と体育祭の学校行事も終わったあたりで他校の元カレの付きまといはなくなったそうです。

”ボクの役割はこれで終わりかな、受験だ受験!”

と、思って彼氏のフリ終了のお知らせをメールで伝えました。

すると、

「もしよかったら、このまま付き合ってほしい」

と返信がきて、特に受験の邪魔になるようなことは一切なく、

”少し明るめで優しい子”

だったのでボクの理想に当てはまり、断る理由もなかったので、このまま付き合うことにしました。

残り少ない高校生活の中、彼女の誘いで吹奏楽部の定期演奏会を見に行ったり、クリスマスにきれいな庭園を見に行ったり、3月の卒業ライブの準備の合間にいろいろお話したり、充実した高校最後の冬を過ごすことができたと思います。

そして、付き合ってから3ヵ月くらい経った頃にお互いの進路が決まり、彼女は地元の大学、ボクは県外の大学へ進学することなりました。

ボクは閉鎖的な田舎で一生を過ごすつもりはありませんでした。

なぜなら、

”経済的に苦しい思いをしながら生きていくことになる”

と、これまでの経験で悟ったからです。

「遠距離は無理、別れましょう。」

と、彼女から切り出されボクも納得して卒業式とほぼ同時に別れました。

現実的に考えて必要性を感じなかった。

大学へ進学してからというもの、大学での勉強や学費とバンド活動の為のバイトで忙しくそれどころじゃありませんでした。

大体の恋愛は経験してしまっていたこともあり、恋愛には興味がなくなっていました。

バンドに明け暮れて3年くらい経った頃には、東京へ出ていくために徹底的に無駄を省いて効率よく貯金をしていました。

いわゆるFラン大学だったので、新卒での就職に希望が持てずにいたこともあってか

”ドラムでどこまでいけるか試してみたい”

という気持ちでいっぱいでした。

その片手間で彼女を作り恋愛する時間などどこにもなく、振り返ってみると大学4年間での一人暮らしの中で、彼女を作る必要性が消え去ってしまっていました。

それは、一人で何とか暮らしていける環境だったこともありますが、大学で勉強したことが原因でもありました。(学部学科は伏せさせていただきます。)

そして、大学卒業後上京し、就職するまでの4年間でバンドを組んで充実した時間を過ごしましたが、恋愛フラグを立ててしまわないように細心の注意を払っていました。

しかし、ある日のバンドの飲み会後に、他のバンドメンバーの女子2人と3人で一緒に帰る途中の駅で、メンバーの1人が他の女子メンバーもいる中で別れ際にいきなり抱きついてきました。

ボクは驚きながらも

「びっくりしたわぁ〜!耐性がない男だったら勘違いしてしまうから気をつけなよ。」

と、身体からその子を引き離して改札へ向かっていくのを見送りました。

その1ヵ月くらい後に、抱きついたのを見てしまった女子メンバーがライブでいきなりの解散宣言をしてバンドは解散しました。

見てしまったその女子メンバーは何かにせかされているような感じで様子がおかしく、1ヵ月間周りに対してあたりが強かったと思います。

ボクの思い違いだと思いますが、恋愛フラグを知らないうちに立ててしまっていたことが解散の原因の一つになっていたのかもしれません。

ボクはその後、自分に限界を感じてドラムを辞めて、音楽での人付き合いにも疲れたのでバンドを組む気が無くなり、

”そろそろ身を固めようか”

と思い、楽に働けそうな職を見つけて就職することにしました。

年を重ねるほど現実が見えてきた。

就職してから数年経ち、Keytarを弾いたりDTMで作曲して動画配信やストリーミング配信したりゲーム配信したりと、やりたいことをやりたい放題してこれましたが、すべて家の中で完結していて全く出会いが無い状態になっていました。

職場に女性は居ないので、尚更出会いは皆無です。

時間はあれどお金を使いたくないという心理が働いているので、動き出せずにいることに気が付きました。

年を重ねるにつれてその心理は強くなっているように思います。

”1人だったら十分生活していけるけど、これじゃいけないなぁ”

と思い、結婚前提で彼女を作るならどんな人が理想だろうか考えてみました。

中学時代からの

”内面が優しそうな人”

が理想なのは変わりません。

そして、大人になると避けては通れないのが年収です。

ボクは隠さずにいいますが年収250万くらいですが貯金は年間で約100万くらいできています。

生活費は大体月に5万くらいで生きていける人間です。

そんなボクが相手に求めるものは

”自分1人でも生きていける年収がある人”

”自分とはできるだけ業界が違う人”

です。

なぜかというと、仮に結婚して2人で生活していた場合に不況などで片方の収入が減ってしまっても何とかなると考えているからです。

自分1人でも生きていける年収が結婚相手にあれば、ボクがリストラになってもボクは自分の貯金を食いつぶしながら次の職を探せるので、相手に金銭的な不安を与えないように精神的な余裕をつくることができます。

自分とはできるだけ業界が違うと、一緒の業界よりも共倒れになる確率が減ると思うので、最悪片方が職を失うだけで早く職を探して立て直しができると考えているからです。

今までの経済不況やコロナ禍を振り返りながら、考えて出た結論がこの2つでした。

ボクは今後付き合う相手はお互いのためにも、経済的な条件2つが最低でも必要だと感じているので、ボクの年収が増えない間はこの条件で彼女候補を探していこうかなと思います。

今のところ、具体的な年収で言うと

”大体200万くらいかな”

と、思っています。

それを目安として気負わず、いろんな女性と仲良くなって縁を結べたらいいなと思っています。

もちろん、ボクは同時進行で年収が増えるようにこれからもできることをやっていくつもりです。

まとめ:将来のリスクを考えて、相手がついてこれるか考える。

広い意味で最初に付き合い始めたのは小4の頃で、そこから中1、中2、高3と付き合っては別れ、告白されては振りの学生時代を過ごしてきました。

小4の頃の話は、ボクが付き合っていると自覚していなかったので曖昧ですが、今回はその子の為にも付き合っていたということにカウントしました。

安易に付き合う時間もなければお金もないのでそうせざるを得なかったということ、将来のリスクを考えて選んでいたのは、ほぼ間違いないと思います。

そのおかげで故郷の田舎に縛られず、大都市圏で自由に生活できているのだとボクは思っています。

故郷に縛られていたら経済的リスクに対して使えるカードが圧倒的に少なく、そのほかのリスクに対してもきっと身動きが取れなくなっていたことでしょう。

これからのボクは彼女を作って結婚するかわかりません。

結婚した場合の経済的リスクに対する蓄えが圧倒的に足りないのと、それに伴ってボクの半分くらいは”金と権力が友達”になっているので、彼女まではともかく、結婚はもう手遅れかもしれません。

それでもなんとか手を打てないか、いろいろ考えていこうと思います。

この恋愛遍歴と基準があなたの参考になれれば幸いです。

P.S.

権力が友達というより自由を得るための権力が正しいのかもしれない。

父親と絶縁して10周年になり実家に帰ることもないので、”ボクは意外と一人でも平気な人間なんだな”と実感している。

電話対応が得意なパートナーがいいなとつくづく思う今日この頃である。