hiharaさんの楽屋裏

楽曲の紹介や音楽をやりながらいろんなものに触れて感じたことなどを書き残しています。

Keytar(キーター)とは?

あなたはKeytar(キーター)と聞いて

「えっ?なにそれ?」

と思いましたよね?

ボクもKeytarを初めて知ったときにあなたと同じことを思いました。

そして、Keytarのことを知っていくうちに、今や作曲で使ったり演奏したり、ボクには欠かせない楽器になっています。

そんな、ボクが愛用しているKeytarという楽器について紹介します。

Keytarはエドガー・ウィンターが最初に作った

1970年代前半にエドガー・ウィンターがシンセサイザーのコントローラーにストラップをつけショルダーキーボードとして使用していたことが始まりとされています。

その後、シンセサイザー用のコントローラーとして開発され、日本でも電子楽器メーカーからストラップをつけて立奏できるようにした「RB-1」という製品が発売されました。

それから、1970年代末から1980年代にショルダーキーボードがぞくぞくと発売され、ハービー・ハンコックジョージ・デューク等の使用により一般的にも認知されるようになりました。

当時からライブだと一般的なキーボードだとその場から動けないので、その場にとどまらずに、立ちながら動いて演奏したいと思っていたのでしょうね。

Keytarは英語圏で通じる

Keytarは、前での説明の通りショルダーキーボードのことですが、ショルダーキーボードは和製英語であり、英語圏ではKeytarと呼ばれています。

もしかしたら、ショルダーキーボードを弾いていると英語圏の外国人に言っても通じないかもしれません。

日本でも電子楽器を作っているRolandKORGはKeytarという楽器名で取り扱っています。

ちなみに、ショルキーはYAMAHA登録商標なので、ショルキーという名前のKeytarはYAMAHAのみしかありません。

Keytarとの出会い

ボクがKeytarと出会ったのは、バンドを脱退して1年経ったころに

「そろそろドラム以外の楽器もやりたいなぁ。5歳の頃にキーボードで遊んでたからキーボードやろうかなぁ。でも、ピアノのように両手で弾ける自信ないなぁ。」

と思っていました。

その時期に、たまたま見たKORGのホームページでRK-100S2が発売決定というページを見つけて、その時に初めてKeytarという楽器を知りました。

RK-100S2は、木製のフォルムと音源一体型なのですぐに弾けて、PCでの作曲(DTM)でも使えるという魅力的な楽器だったので、発売延期が続いても、発売されるまで待ち続けて手に入れた、初めてのKeytarでもありました。

Keytarは楽器初心者におすすめ!

Keytarは楽器初心者にオススメです。

なぜなら、ピアノや一般的なキーボードと違って、基本的には両手ではなく片手で弾くからです。

小学校でピアニカを弾いたことがあると思いますが、Keytarもピアニカと一緒の片手での演奏なので、その経験がそのまま使えます。

Keytarで最初は片手だけ弾けるようになって、ピアノや一般的なキーボードのように弾きたくなったら、Keytarを置いて両手で弾くことも可能なので、慣れてきたらピアノや一般的なキーボードへの橋渡しにもなります。

音源一体型と音源を内蔵しないコントローラーの2種類ありますが、音源一体型のKeytarをオススメします。

音源一体型のKeytarの方がセッティングが簡単で、ヘッドホンにつなげて電源をつけるだけで自宅練習が可能です。

シールドケーブルがあればアンプにつなげるだけなので、ギターやベースと同じ感覚でセッティングができます。

簡単にセッティングが可能なので、初心者でもラクに弾き始めることができます。

まとめ:Keytar(キーター)はショルダーキーボードであり、ステージ上で動けるキーボード!

Keytarはショルダーキーボードのことであり、英語圏ではKeytarと呼ばれていることがわかったと思います。

電子楽器メーカーのKORGRolandはショルダーキーボードではなくKeytarとして扱っているので、ボクが愛用しているKORGのRK-100S2もKeytarと呼ぶことにしています。

Keytarはシンセサイザーのコントローラーとして作られたのがはじまりだったこともあり、音源一体型と音源を内蔵しないコントローラーの2種類が存在しますので、購入時は説明書きに注意です。

個人的にオススメなのは、すぐに演奏が楽しめる音源一体型のKeytarで音源一体型のほうがキーボードと同じようにすぐに弾けるので、コントローラー型よりも使いやすいと思います。

初心者にも扱いやすく楽しめる楽器だと思うので、是非、弾いてみてください。